加藤レディースクリニックでの採卵については以前にご紹介しました。今回は移植についてレポしていきます。
加藤レディースクリニックの場合、内膜に問題がなければ基本1回目は新鮮胚移植です。
ただ私の場合は採卵のために内服するクロミッドの副作用で、内膜が全然育ちませんでした。2回採卵しましたが2回とも新鮮胚移植できなかったので、駄目みたいです。
そのため胚盤胞まで育った卵を凍結胚移植することになりました。この移植レポは凍結胚移植についてなので参考にしてください。
移植日決定までの流れ
移植周期の場合はエコーで排卵日の特定をして、移植日を決定します。私が移植までの来院スケジュールはこんな感じでした。
D12、D15、D17で来院。移植日はD22でした。
D15で来院して排卵まだで、D17にはもう排卵してたんだけど、基礎体温的にはD16で少し上がってたから怪しいなぁと個人的には思ってました。
予想よりも排卵が早かったということで、先生からはルテウム膣錠(10回分)を処方されました。
これが1日2回でしかも朝の7時と19時で決まってたんですよ。挿入後30分は入浴できないという注意点もありました。
移植日の朝までルテウム膣錠が処方されたのですが、、、この1回目の移植が決まった2日後に体調を崩してしまったんです。
家族が体調不良で風邪気味で嫌な予感はしてましたが、案の定自分にも感染してしまいました。
体調が万全ではない中、1個しかない卵を無駄にはしたくなかったので、移植は見送ることにしました。
この時のメンタルは結構ヤバかったです。そこまでに調整してきた全ての時間が無駄になる気がして。
移植の通院のためにただでさえ仕事に迷惑をかけてるのに、すごく居たたまれない気持ちになりました。
でも1日泣いてすっきりしたら、また次の移植に向けて頑張る気持ちになれました。加藤レディースクリニックにもすぐに電話して、移植を中止する旨を伝えました。
そしたら医師に確認してくれて
次はレトロゾール周期で移植周期の予約を取ってください。
と言われました。
移植周期2周期目はレトロゾール内服でした。
受診したのは、D3、D11、D13の3回。移植日はD18でした。
レトロゾール周期になったのは、先生曰く「排卵日を特定しやすくするため。」でした。あとは黄体ホルモンがばっちり出るようになるから相乗効果だと言ってました。
移植を決める最終のエコーでまだ排卵してないんだな、と見てたら、診察では
採血の結果上は今日にも排卵です。移植はD18にしましょう。
と言われました。
私にとってレトロゾール周期は排卵日当日まで見極めることができたので、体的にも移植当日に向けて調整できるから良かったのかな、と思います。
先生の言う通り、翌日の基礎体温はきちんと上がってました!
1周期目の移植の時は排卵日が少しずれているような気がしたので、もし移植しても上手く行ってなかった可能性もあるので、結果オーライというところでしょうか。
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移植当日の最終決定
朝は8~9時の間にクリニックに受診します。ただクリニック自体は7時半から開いているので、整理番号の書いたファイルをもらったら8時まで待ちます。
整理番号の書いたファイルは9階の移植受付に置いてあるので、順番に上から取っていきます。
8時から受付開始で、まずは採血をしてホルモン値を確認して医師の診察を経て移植可能か判断します。
私の場合はP4値がめちゃくちゃ高くて35.6ng/mLでした。
(それでもデュファストンの内服をするよう言われました。)
P4値が高すぎても不安だと思って検索魔したら、やはり高すぎてもいけないみたいで、妊娠率や生産率に影響するみたいです( ノД`)
でも最後の砦の加藤レディースクリニックの先生が移植しても大丈夫と判断したなら、きっと大丈夫だろうと信じて移植することになりました。
もしP4値が高くて心配な方は私の例を参考にしてみてください。
ちなみに移植前のこの診察でしか先生に会えないので、何か確認したいことがあれば、この場で確認するのがベストです。
移植後の判定日は1週間後なので、この診察後には次の予約を取っておくと◎ちなみに胚盤胞の場合は7日後、分割卵は10日後が判定日みたいです。
移植が決定したら
凍結胚移植の場合、凍結胚を融解する時間が必要なので、8時に採血して9時に診察をして、移植は12時以降になりました。
12時には帰院するように渡されたカードを持って、3時間の長い休憩時間をどうつぶそうか試行錯誤することにしました。
3時間もあったので本屋さんに本を買いに行こうと思ったら、10時からなんですよね💦
そのため、同じ新宿コクーンタワー内にあるダイソーで時間をつぶすことにしました。
10時過ぎになって本屋に移動して、私が悩みに悩んで購入したのはこの本。
推理小説とか面白そうな本がたくさんあったのですが、移植前なので精神安定するのが一番かと思い、ほっこりしそうなこちらの本を選びました。
選んで本当に良かったです!
青春の1ページって感じで心穏やかに過ごすことができました。
あとは早めの昼食を取りにガストへ。妊娠したら食べる量に気をつけなきゃいけない鰻がどうしても食べたくて、頼んじゃいました。
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長い休憩時間を経ていよいよ移植
12時前くらいに加藤レディースクリニックに戻り、購入した本を読んで過ごしていると、13時過ぎくらいに移植のため8階に呼ばれ移動しました。
そこから準備に関しては採卵の時と同様です。
詳細は過去記事参照↓
移植自体は10分もかかってないような体感でした。移植の時は自分の右側と左側にモニターがあって、まず左のモニターに移植前の卵が映し出されます。
右側のモニターには移植最中の子宮内が映るのでそちらで確認します。
私的にはあっという間すぎるし
子宮のどこに卵あるの?あれ?
みたいな感じで終わりました笑
当たり前だけど、採卵時に比べ全然痛みはないです。なんかあっという間で実感ないな、っていうのが正直な気持ちでした。
移植後
そこから培養士さんのお話があるため、9階で呼ばれるのを待ちます。
私の移植した卵は4ABで内膜は8mmでした。
検索魔になった私調べでは、4BAの方が妊娠率的にはいいみたいですね。
私の場合は泣いても笑ってもたった1個の凍結胚だったので、それしかないし、そこに迷いは何もありませんでした。
一応、加藤レディースクリニックの判定では卵のランクはAでしたが、妊娠するかはまた別問題なので、なるべくフラットな状態でいるように心がけました。
あと加藤レディースクリニックではオプションではなく、凍結胚の場合はアシステッドハッチングをしてくれるので、より着床しやすい状態に近づけてくれているみたいです。
移植前に妊活の方の体験を読んでて、オプションをつけようか迷ったりもしたのですが、結局何もオプションは付けずに臨みました。
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移植後の生活
移植翌日は出勤日でしたがお休みを頂くことにしました。そうすると移植日含めて4連休になるので、十分お休みすることができました。
そこから判定日までの4日間はいつも通りに仕事をしていましたが、お腹に負荷がかかりそうな仕事は極力避けてました。
あとは移植日に処方された薬は2種類あって、フロモックス(2日分)とデュファストン(7日分)です。
加藤レディースクリニックで言われた注意点は3つ。
- 出血が始まっても、市販の尿検査を使用しても判定日は必ず受診。
- 移植当日や出血が続く間はシャワー浴のみ。
- 基礎体温が移植日以降2日続けて0.3℃以上下がったまま場合は午前中に電話。
先生の診察の時に、出血した場合は連絡した方がいいか質問したら、
出血しても出来る処置は何もないけど、不安なら連絡ください。
と言われました。
そのため少量の出血なら様子見しようかな、と個人的には思いました。
まとめ
長くなりそうだったので判定日以降のことはまた次の更新で記載します。
私の場合は移植は1回ですが、移植決定までの流れは2回だったのと、どちらも経過が少し異なるので記載してみました。
個人的にはレトロゾール内服と排卵日の確実な見定めが、移植の結果にも大きく影響するような気がしました。
私は採卵のために内服するクロミッドで内膜が薄くなる民なので、1度も新鮮胚移植はできませんでした。過去記事はこちら↓
なので、凍結胚移植しか経験してないので、わからないことも沢山ありますが、これから加藤レディースクリニックで凍結胚移植をする方に少しでも参考にして頂きたいです。