なーちゃんの育児日記

なーちゃんの育児日記

切迫早産で緊急入院からの帝王切開で55日間の入院生活。絶賛、育児奮闘中!!!

加藤レディースクリニックの採卵体験


加藤レディースクリニックの採卵は

無麻酔です!

 

無麻酔って聞くだけで怖いですよね(´;ω;`)

 

実際にやってみた体験談(私は2か月連続で済)を記載していくので、少しでもイメージがついたら嬉しいです♪

無麻酔の採卵ってどうだった?

正直私は激痛でした( ノД`)

 

もちろん痛みの閾値は人それぞれなのもありますが、私の場合は卵巣の位置が悪いためです。

卵巣が卵管から離れた位置にあるみたいなんですよね。

高い頻度で左の卵巣が内診のエコーで見えにいんですよ。

 

理由がはっきりしなかったんですが、卵巣が離れた位置にあるせいだと加藤レディースクリニックに通院してからわかりました。

 

だから、内診もめちゃくちゃお腹押されたり、ぐいぐいエコーの機械を押して見るから、痛いんですよね。

そういった理由もあり、採卵はうなるくらい痛かったです(笑)

痛さのイメージとしては、2段階あります。

 

採卵するために卵巣へ針を刺す時のチクっとした痛みと、卵を吸引する吸われるような痛みです。

 

でも看護師さんがずっとそばにいてくれて声かけしてくれるので、少し心強いですよ(^^;

 

1回目の採卵が痛すぎてさすがに我慢しきれなかったので、先生に相談したら

じゃあ、坐薬出しますね。

って言われて2回目は採卵の30分前くらいに坐薬を使用しました。

 

でも2回目は左の卵巣からは採卵していないので、正直効果はわからないです(笑)

 

それでも右の卵巣の採卵は我慢できる痛さなので、卵巣の位置が離れてる人は要注意かもです!

そういう方は坐薬の相談してみるのもアリかも!

通院日数はどのくらい?

ホームページに採卵のスケジュールが載っていますが、やはり人それぞれなので、私の場合の通院日数について記載しておきます。

採卵のために私が通院した回数は月に3~4回です。

午前中指定の通院もあったので、仕事をどうしても半休もらわないといけないのがしんどかったです。

 

まず1回目の採卵のスケジュールはこんな感じ。



1回目の採卵は4回通院しました。

D3、D10、D12、D14です。

D10以降の通院は午前中を推奨しているので(HPにも書いてあります)、仕事の調整出来たら午前中が◎

初回は5日分しか出せないので。

と言われ、クロミッド50mgを5日分処方(1日1回1錠)されました。

 

あとは採卵の2日前にブセレリン点鼻薬を23:00に1回、採卵前日にボルタレン坐薬を18:00と24:00に使用しました。

 

点鼻薬排卵する時間の調整のため、坐薬は排卵を予防するためみたいです。

 

2回目の採卵のスケジュールはこんな感じ。



2回目の採卵は3回通院しました。

D3、D12、D14です。

クロミッド50mgを8日分処方(1日1回1錠)、点鼻薬は前回と同じで、採卵前日のボルタレン坐薬は12:00、18:00と24:00に使用しました。

 

ちなみにD8、D10にゴナールエフペン150単位の皮下注をしました。

 

クロミッドの量が増えてゴナールエフ皮下注を使用するのは、卵胞の育ちが悪かったからしっかり刺激しよう、という考えでした。

 

通院するのももちろん負担にはなりますが、それ以上に時間指定でやることが多すぎて、初回はてんてこまいな感じでした。

 

でもこれをしなかったら全てがぱぁになると思ったら怖くて必死になってやってました(´;ω;`)

皮下注の方法は看護師さんが教えてくれるから大丈夫だよ!後は刺す勇気だけ!(笑)

採卵結果はどうだった?

私は一言に申しまして散々な結果でした…。

とにかく卵が取れないんですよね。

1回目の採卵は採卵前に2個卵胞がありました。ただ、採卵当日になったらなんと1個は排卵済み( ノД`)

 

たった1個しか取れず、培養した結果なんと受精せず(^^;

え、卵と精子がこんなに近くにいるのに出会わないの!?

ってすごく驚いたのですが、後で培養士さんにお話を伺ったところ、精子卵子の中に入ったけどきちんと受精卵にならなかった、ということでした。

 

成長できないような卵子だったということですかね。

 

2回目の採卵はあんなにも刺激したのに採卵前に確認できた卵胞は、なんとたった1個

私はこの時点ですでに絶望を感じました。

みなさん、AMH測定したことあります?私が不妊治療始めた時は体外受精目的以外でのAMH測定は保険適用ではありませんでした。

 

そのため加藤レディースクリニックに受診してから測定した結果AMH1.07でした。

 

この値がどのくらいかと言うと、だいたい42歳くらいの方の平均値です。

私は現在35歳です。

だから平均値を大きく下回っていました。

 

AMHが低くても卵の数が少ないだけで、卵の質は関係ないと言われていますが、低AMHだと卵巣刺激にもあまり反応しにくく、卵も取れにくいのです。

 

ただでさえ妊娠しづらいのに、移植の前段階の卵が取れなきゃ話にならん!て感じですよね。

 

だから2回目の採卵前は少しナイーブになって、たった1個の卵胞が上手くいくことはあるのか、ずっとネット検索してました( ノД`)

 

そんなこんなで迎えた採卵当日に取れた卵は全部で3個!!

意外に成長してた!

とも思いますが、それ以上に先生の腕が良いんだと思います。

 

私が前回1個しか採卵できなかったので、先生が頑張って小さめの卵胞も採卵してくれました。

 

その結果、成熟卵2個、未成熟卵1個でした。

2回目の採卵後の培養状況は? 

1回目の採卵でふりかけ受精をしてもダメだったので、成熟卵のうち1個をふりかけ、も1個を顕微授精にして確率を少しでも上げるようにしました。

これは培養士さんの提案でした。

未成熟卵は翌日まで培養して成熟卵になったら顕微授精する、という流れ。

 

その結果、ふりかけ受精した成熟卵が受精に成功顕微授精した成熟卵は正常受精にならず培養中止

 

未成熟卵は成熟卵にならず、培養中止になりました。

 

結局たった1個の卵にはなりましたが、これを胚盤胞にまで成長させて凍結する流れになりました。

新鮮胚移植と凍結胚移植の選択ってどうしてるの?

新鮮胚移植だと受精の培養までは体外でしますが、採卵して2日後くらいには移植します。

 

凍結胚移植だと加藤レディースクリニックの場合、胚盤胞まで培養して凍結する流れになっています。その場合、移植はまた翌月の生理周期に合わせて行います。

体外受精するまで新鮮胚?凍結胚って何?って感じでした。

私の場合は、クロミッドの副作用のせいか採卵周期に内膜は全然育たないタイプでした。

 

2回とも内膜が育たず、最初から凍結胚移植を目指すことになりました。

加藤レディースクリニックの場合、内膜が育てば初回は新鮮胚移植をする流れみたいです。

採卵周期の体調はどう?

私はあまり卵が育たないので感じない時もありましたが、採卵2日前くらいになるとお腹が張ったり、腰が痛いような感覚になります。

 

あとクロミッドを初回に内服した時は両腕に湿疹が出ました。

2回目の内服時は出なかったし、クロミッドが原因かはわからないですけどね。

体調面とは異なりますが、採卵前に性交渉をすると排卵してしまうことがあると言われたので、みなさまご注意くださいm(__)m

まとめ:採卵数が少なくても奇跡は起こる!

私のたった1個の卵はなんとか胚盤胞にまで成長して無事に凍結できました\(^^)/

 

たった1個しか受精しなかったけど、移植に向けてスタートラインにやっと立てました。

 

加藤レディースクリニックでは低刺激がメインの採卵方法です。

だから万人に合う方法ではないかもしれません。

 

ただ私の場合、AMHが人より低いので高刺激をしても卵が取れるかどうかはわからないです(´;ω;`)

 

ちなみに加藤レディースクリニックに聞いた採卵数の平均は5個くらい。私の場合は結構刺激してもメインの卵胞が1個だったので、人より少し難航するかも、と言われました。

 

本当に運なんでしょうね。元気な卵子に出会える運です。

 

今度は初の移植について記載していきます!