なーちゃんの育児日記

なーちゃんの育児日記

切迫早産で緊急入院からの帝王切開で55日間の入院生活。絶賛、育児奮闘中!!!

【育児】サンタの帽子の作り方ー生後2ヶ月の赤ちゃんー

育児や家事をしてるだけで
毎日が過ぎてしまい

2ヶ月前の出産後の状況のブログすらも
なかなか更新できずにおります。。。


今日はクリスマスにちなんで
赤ちゃん用のサンタの帽子を作りました!




f:id:merci1206:20191225141314j:plain





生後2ヶ月だと
100均には売ってないけど


クリスマスパーティーをする予定だったので
帽子が欲しいな、と思い


頑張って作ってみることにしました!





【準備物品】
・赤いフェルト
・ふわふわの白い布
・綿
・糸(赤、白)


ちなみにふわふわの白い布以外は
全部100均一で売ってます!


ふわふわの白い布も
探せば売ってるのかもしれませんが

私の場合は家にあった布で
代用しました(^-^)




【作り方】
①まず頭囲を測ってください。



ちなみにうちの子は40cmくらいでした。

同じ生後2ヶ月の親戚の子にも
同じ物を作ってぴったりだったので

そのくらいの大きさなのかもしれません。



②赤いフェルトに半径20cmの円を120度で描いてください。
そうするとちょうど円周部分が40cmくらいになります。



f:id:merci1206:20191225141343j:plain





なかなかこんなに大きいコンパスはないと思うので
中心からこまめに20cmの印をして円を描いていく感じで。



f:id:merci1206:20191225141520j:plain



私はフェルトを縫う時にブランケットステッチにしました。


波縫いでもいいかもしれませんが
その場合は縫い代として少し大きめにフェルトを切ってください。




③印をつけたら、赤いフェルトを切ります。


④白い布に5×40(~42)cmの長方形を書いてください。
布によっては長さが異なるかもしれないので、実際に切った赤いフェルトに合わせて切るといいかもしれません。



⑤印をつけた白い布を切り、まち針で赤いフェルトに固定してください。
円錐になってるので、少したるみが出ますがそれも一緒に縫って帳尻を合わせていきます。



⑥まち針で固定したら、白い糸で白い布を赤いフェルトに縫っていきます。




⑦次に赤いフェルトを赤い糸でブランケットステッチで縫っていきます。




f:id:merci1206:20191225141750j:plain






⑧最後にぽんぽん作りです。
ぽんぽんは白い布に直径4㎝の円を描いて切ります。


⑨あとはぐし縫いをして、ギャザーを寄せたらそこに綿を入れます。
綿の詰め方はサンタの帽子とのバランスを見ながら入れるのがオススメです。



⑩最後は玉止めをして、サンタの帽子のてっぺんに縫い付けたら完成です。






【おわりに】


若干アバウトな所もあるので分かりづらいかもしれませんが、とにかくお子さんとの頭の大きさや布同士の大きさはバランス見ながら作るのが◎



私は最初、我が子用に作りましたが分度器もなく
120度の角度は目分量で少し適当だったので大きめになってしまいました。(笑)



あとは赤いフェルトだと少し硬めなので
滑らかな生地の方がよりサンタの帽子っぽくなると思います。

(生地が硬くていい感じに曲がらないので
サンタの帽子というよりは小人さんみたいになるので)


ベロア生地とかいいかもしれません。




少しでも参考になりましたら幸いです。



では、よいクリスマスを☆彡

【帝王切開】帝王切開の痛みー体験談ー

術後3日目。

 

この日に最も辛かったのは

硬膜外麻酔を抜いてしまうことでした。

 

鎮痛薬を持続投与できなくなるので

 

絶対に痛みがより強くなるのは

覚悟していましたが

 

内服の鎮痛薬も処方されるので

それを内服すればどうにかなると思っていました。

 

 

硬膜外麻酔を抜いて

午後になるにつれて

 

安静時にはなかった痛みが

より強くなってきます。

 

ただ座っているのも

我慢できないくらい痛くて

 

退院指導として

検診や薬剤師さんの説明があったのですが

 

顔をしかめながら

話半分で聞いてました。

 

退院指導が始まる前に

鎮痛薬は飲んだのですが

 

全然効く気配がなく

1時間半くらいの話が終わった後も

 

顔をしかめて

掃除のおばさんに心配されるくらい痛くて

 

なんとか病室に戻るも改善されないので

座薬を投与することになりました。

 

本当は同じ効能のボルタレンというお薬だったので

6時間あけずに使用はできないのですが

 

あまりの痛みで

担当医に確認を取った後に

 

許可がおり

座薬を投与してもらいました。

 

 

そこから少しずつ効いてはきましたが

座薬だといくら痛いとはいえ

 

羞恥心もあるし

何より看護師さんを呼ぶのが嫌でした。

 

呼ぶとなると

少し痛み止めを使うのも躊躇するのですが

 

そんなことしても痛みは消えないので

とても辛かったです。

 

 

そのためなるべくなら

鎮痛薬の内服でなんとかしたかったので

 

ちょうど薬の効果が切れてくる

6時間後にまた内服薬を試してみました。

 

 

今度は効いてきたので

6時間おきには必ず内服するようにしてました。

 

 

完全に鎮痛効果が切れる前に

内服しないと

 

大変なことになるので(笑)

 

 

定期的に内服するようにして

痛みをコントロ―ルしてました。

 

 

それでも毎回毎回

トイレや授乳の度に起き上がり

 

歩行するのは地獄でした。

 

 

手術するのは初めてでしたが

痛みを表現するならば

 

傷の部分が焼けるような痛みです。

 

熱いような感じの痛みがズキズキと

動く度に痛かったです。

 

 

授乳室に毎回行っていれば

硬膜外麻酔をしている人は

 

話さなくても帝王切開だったんだろうな

とわかるので(←そこは人見知り笑)

 

その人のことをつい見てしまうのですが

 

あの人は私と同じように

硬膜外麻酔を抜いたばかりはずなのに

 

なんでこんなにもすたすた歩いているのだ!

 

と驚愕することもありました。

 

 

 

その姿を見ると

自分が弱いのかと思って

 

悲しくなるのですが痛いものは痛いです。

 

自分では大げさにしているつもりはないですが

本当によたよたとしか歩けなかったです。

 

 

 

人によって痛みの感じ方は違いますしね。

 

それでもあまりにも不思議すぎて

先生に話したこともありました。

 

同じように帝王切開していても

すたすた歩いている人がいるのはなぜだろうと。

 

 

すると先生は

 

「(私の場合は)安静時間も長かったから

体への負担も大きいのだと思うよ」

 

と言ってくださり

心が救われたのを覚えてます。

 

 

その言葉は本当なのかもしれませんが

 

 

それが事実とは異なり

たとえ励ましの言葉だったとしても

 

すごく救わたれのを覚えています。

 

 この時の優しい言葉は

いつも以上に身に染みました。

 

 

それにしてもこの頃は

痛いことばかりで

 

萎えることも多かったです。

 

 

お腹の傷は痛いし

母乳マッサージされるのも痛い。

 

 

助産師さんによっては

爪が食い込むくらいのマッサージで

 

本当に地獄でした。

 

 

なんでこんなにも毎日毎日

 

色んな痛みや苦しみに耐えないといけないのかと

泣きたくなりました。

 

痛みは人を弱くしますね。

 

痛みは一番取り除いてほしいことですね。

 

 

授乳の度にお腹の痛みと

母乳マッサージの痛みに耐えるので

 

1日8回の授乳が本当に地獄でした。

 

 

助産師さんによっても

痛さが違うので

 

痛い助産師さんが担当だと

あと何回我慢すればいいのかと

 

よく数えていました。

 

 

帝王切開の痛みは

本当に千差万別みたいなので

 

そんなに痛くない人もいるみたいですね。

 

 

退院までには

痛みは良くなるみたいだと

 

聞いたこともありますが

 

 

私の場合は退院してからも

数日は痛み止めを飲まないときつかったです。

 

とにかく痛みが最大になる前に

鎮痛薬を使用するのが一番ですね。

 

 

【帝王切開】様々な痛みや母乳育児との闘いー体験談ー

迎えた術後2日目。    

 

この日から私の地獄は始まります。

 

とりあえず

お腹の傷が痛くて痛くて仕方がなく

 

持続投与している硬膜外麻酔から

疼痛時の投与(フラッシュ)をしていました。

 

 

いつもは1時間辺り

2mlずつ投与している鎮痛薬を

 

いっきに4mlくらい投与できるのです。

 

これが私にはよく効きました。

 

1回フラッシュすれば

30分くらいでだんだんと効いてきました。

 

 

それにしても驚いたのは

 

私と同じように帝王切開をしていても

すたすたと歩いている人もいるのです。

 

 

私は看護師さんにお願いして

点滴を抜いたあとでも

 

点滴棒を杖代わりにしないと

 

とてもではありませんが

歩行できませんでした。

 

 

こんなにも人によって違うのかと思い

驚きと共に

 

自分だけが痛みに弱すぎるのか、と

少し落ち込んだりもしました。

 

 

それでも痛いことに変わりはないので

6時間おきくらいに

 

鎮痛薬をフラッシュして

痛みを凌いでいました。

 

 

そして助産師さんから

 

冷え性ですか?

血行が悪いと母乳も出づらくなったりするので

漢方を飲んでみますか?」

 

と言われ処方されたのは

 

ツムラ当帰芍薬散エキス顆粒

 

 です。

 

 

大きく表示してみたのは

 

このおかげなのか

胸が張るようになってきたのです!!!

 

 

それくらいの効果!

 

 

全然うんともすんとも

言わなかった私の胸が

 

とうとう張るようになってきたことに

驚きました。

 

 

今度は胸が張って母乳が作られても
赤ちゃんは吸えないし

母乳もなかなか出づらかったので

 

だんだん熱くなってきて

胸の張りは痛いくらいになってきました。

 

それよりもなによりも

痛いのは

 

助産師さんの母乳マッサージ。

 

 

ぐいぐいマッサージするので

痛みに顔が歪むくらい・・・。

 

 

それくらいしないと

母乳が出ないんだろうけど

 

本当にその時間が辛かった。

 

 

しかも赤ちゃんに吸わせて

ミルクを飲ませて

 

その後に母乳マッサージという流れなのですが

その一連の流れに

 

1時間、かかるときは1時間半かかるのです。

 

赤ちゃんは吸うのが下手だし

ミルク飲んでると寝ちゃうから

 

なんとか起こしながらの授乳。

 

 

それに加えて

母乳マッサージが20分くらいで

 

3時間おきの授乳だと

休む時間が全然なくて萎えました。

 

 

1時間半かかると3時間おきの授乳だから

次の授乳までに1時間半しかないんです。

 

 

寝る時間も休む時間もなくて

助産師さんが気付かないうちに

 

母乳マッサージをせずに

部屋に戻りたいと思うくらい辛かったです。

 

 

それでもなんとか右胸から

一滴母乳が出るようになり

 

初乳を飲ませることができて

ほっとしました。

 

 

また右胸は脇抱きの方が

赤ちゃんは吸いやすいみたいだったので

 

助産師さんと試行錯誤しながら

ようやっと母乳育児が動き出しました。

 

 

この日母乳育児が

少し進んだのは漢方だけでなく

 

赤ちゃんが吸いやすいように

胸にシールドをつけるようにしました。

 

病院にある試供品を使ってみたら

赤ちゃんも吸いやすいみたいだったので

 

2000円程のシールドを

その場で購入。

 

ちなみに私が購入したのは

これです。

 

 

 

楽天でも売ってました。

 

ちなみに私がネットで見かけた

シールドのランキングでは一位になってたので

 

すごく使いやすくて

赤ちゃんにとっても良いのかもしれません。

 

シールドを使うとその分長さが出るので

赤ちゃんの舌でも吸いやすいようでした。

 

薄くてフィットするし

ケースもついてるので

 

外出時の授乳にも持ってこいです。

 

 

 

 

まだほとんど母乳は出なかったけど

少しずつ前に進み始めて

 

赤ちゃんも一生懸命に

頑張っている姿を見ていたら

 

「赤ちゃんも吸うのを頑張っているから

私も母乳が出るように頑張らないと。」

 

と思い

 

母乳が出やすくなるようには

どうすればいいのか

 

助産師さんにもアドバイスをいただいたり

ネットで検索しながら

 

できることを探した結果

 

とりあえず水分を摂ることでした。

 

 

 

母乳が出ずに

何も頑張っていない私は

 

授乳室の無料の飲み物なんて

飲んじゃ駄目だ、と思っていましたが

 

そうではなく

むしろ母乳が出るように頑張るには

 

水分を摂らないといけないと思い

授乳の度はもちろん

 

隙あれば水分を摂るようにしました。

 

授乳後には毎回

お茶かお水をもらうようにして

 

時々はジュースもご褒美として

もらいました。

 

 

もともとあまり水分を摂る方ではないので

 意識しないといけませんでしたが

 

これで母乳が出るようになれば、と

努力するようになりました。

 

 

今から考えれば

3時間おきにミルクでも母乳でも

 

授乳していることに

変わりはないのだから

 

ママはみんな

頑張っているんですよね。

 

 

 

授乳室に行くのが嫌になるくらい

周りの状況も気にしちゃうから

 

余計に精神的に落ち込んでしまうんですよね。

 

 

初めてだとやはり比べてしまいますね。

 

 

私はもともと人と比べてしまいやすい

性格だから尚更。

 

ママはみんなそうなのかもしれないけど

母乳育児で悩みますね。

 

 

悩みやすい性格だけど

精神的には割と強い方だと

 

自分のことを思っていました。

 

 

でも出産の疲れや

授乳による睡眠不足のせいもあるのか

 

精神的に落ち込みやすい時期なので

周りの人は言動には注意した方が良いかもしれません。

 

 

もし私が少し落ち込んでいる時に

 

「母乳が出ないなんて考えられない」とか

言われていたら

 

きっともっと

母親失格だと思って

 

産後鬱にもなっていたかもしれません。

 

 

周りの家族も含め

助産師さんや先生が

 

みんな優しく声をかけてくれたので

私はあの時期を乗り越えられたし

 

 今は精神的に落ち込むことなく

育児もできているのだと思います。

 

 

ぜひとも周りに妊婦さんや産婦さんがいる方は

いつもよりもより一層

 

優しい声かけをお願いしたいです!!!

 

【帝王切開】母乳が出ない母 母乳を吸うのが下手な我が子ー体験談ー

とにかく私の場合は

びっくりするくらい母乳が出ませんでした。

 

胸が張ることもなく

初乳さえ出ませんでした。

 

歩行する前までは

ずっとベッド上で安静にしていたので

 

周りの状況なんてわからなかったので

比べたりもすることもありませんでした。

 

 

しかし歩行するようになり

授乳室での授乳に変わると

 

周りには一緒に頑張っている

お母さんたちがたくさんいます。

 

見てるだけでは

誰が初産婦なのか経産婦なのかまでは

わかりませんが

 

明らかに私よりは

みんな母乳が出ています。

 

一滴も出ない私に比べれば

みんな出ていたので

 

正直虚しくなりました。

 

助産師さんは

 

「初産婦さんだし、切迫早産で入院してたから

母乳マッサージもできなかったからね。」

 

と言ってましたが

 

話の流れ的に(←盗み聞き笑)

 

初産婦さんでも

母乳が出ている人は出ていました。

 

私の友達の帝王切開で出産した子も

胸が張ると言っていたので

 

当たり前ですが

初産婦だけが理由ではありません。

 

 

 

授乳の壁として

最初に立ちはだかったのは

 

母乳が出ないことでした。

 

 

人間界にはミルクがあるので

 

母乳が出なくてもミルクさえあげれば

育てることはできると思います。

 

でも野生の動物たちは

母乳で育てていくしかありません。

 

動物だって母乳で育てているのに

人間だと出ないこともあるのかと

 

本当に悲しくなりました。

 

 

母乳だけで育てるのは

大変だとわかってはいたけど

 

こんなにも出ないことがあるのだと

改めて母乳育児の難しさを知りました。

 

 

授乳室に行っても

最初のうちは虚しくて悲しくなっていました。

 

 

授乳室に置いてある自販機の飲み物は

無料なのですが

 

「私なんか時間になったら

授乳室に来ているだけで何もしていない。

 

それなのに無料で飲み物なんか

もらっちゃ駄目だ。」

 

と思っていました。

 

 

それくらい

色々なストレスもあるのか

 

正直この時期が一番

精神的に落ち込んでいる時期でした。

 

産後鬱まではいかないけど

きっとこうやって鬱になっていくのだろうな、と

 

この時は正直思いました。

 

 

でも私の母乳も出ないけど

私の赤ちゃんも吸うのが下手で

 

なかなか咥えることができず

吸うのはおろか

 

なめることしかできませんでした。

 

それでも母乳育児を勧めている病院だったので

毎回毎回赤ちゃんになめさせて

 

母乳が出るようにマッサージをしていました。

 

 

それを見ているうちに

私の母乳も出ないけど

 

この子も吸うのが下手だから

さすが私の子どもだな、と思って

 

笑っちゃうこともありました。

 

 

赤ちゃんに吸うのが下手、とか

あるのだなと驚きました。

 

これもまた赤ちゃんなら

誰でも咥えて吸うことができると思っていたので。

 

 

助産師さんは

 

「同じ赤ちゃんでも

予定より週数が早く産まれると

 

その分他の子よりは未熟だから

吸うのも下手なのかもしれない。

 

でも、だんだん大きくなれば

吸うのも上手になってくるから。」

 

と励まされました。

 

 

この時期の助産師さんの言葉って

偉大ですね。

 

 

 

いや、初めての子育てなんて

不安だらけだから

 

いつでも助産師さんの言葉は

とっても励ましになるのかもしれません。

 

 

術後1日目の夜は

お腹もかばいながらだし

 

身体的にも辛かったので

母子同室ではありましたが

 

助産師さんに預けることにしました。

 

 

それにしても

術後1日目の我が子は全然泣かないので

 

泣かなくても3時間はあけずに

授乳するように言われていましたが

 

つい5時間くらいあけてしまい

すごく自己嫌悪になりました。

 

 

助産師さんからは

 

「少しは休めましたか?」

 

と言われましたが

 

 

母親失格だと思い

そこからアラームをかけるようにしました。

 

 

(このアラームもなかなか

起きられないこともありましたが笑)

 

そんなこんなで

歩行時のお腹の傷の痛みや全身のかゆみ

 

子宮の痛みなどに耐えながら

術後1日目は過ぎていきました。

 

 

 

【帝王切開】手術後の離床・痛みの軽減方法ー体験談ー

帝王切開術後1日目。

 

術後1日目の朝から食事が出ました。

 

と言っても

手術後で昨日は何も食べていないので

 

身体を慣らすために重湯がでました。

 

 

小学校3年生くらいの時に

腹痛で入院したことがあるんです。

 

盲腸も疑われましたが

結局ただの腸炎でした。

 

その時も重湯が出たのですが

すごくまずくて良い思い出がなかったのですが

 

大人になったせいや

消化器の病気ではなかったので食事制限もゆるく

 

 

味噌汁のとろみがついたようなものも

出たので美味しくいただきました。

 

ただまだこの時はベッド上安静なので

ほとんど頭を上げられず

 

30度くらいでご飯を食べたので

患者さんの気持ちを

また一つ理解するきっかけになりました。

 

 

前掛けはさすがに用意していませんでしたが

バスタオルを敷いてご飯を食べました。

 

いくらベッドの高さや姿勢を調整しても

いつも自由に食べている姿勢にはならないので

 

とても苦痛でしたね。

 

 

そしてお昼から

子宮収縮剤の内服も開始されましたが

 

全然痛みはありませんでした。

 

出産後は子宮収縮の痛みに

悩まされることは一度もなかったです。

 

 

さすがに子宮の戻りの確認のために

お腹を押されるのはきつかったですが。。。

 

 

 

 

 

この日最も辛かったことは

言うまでもありません。

 

 

 

「歩行」です!!!

 

 

 

もちろんそれなりに覚悟はしていましたが

手術はしたことがなかったし

 

どんな痛みかも想像ができませんでした。

 

 

午前中に看護師さんが来て

 

「じゃあ、歩行してみましょうか」

 

と言われました。

 

 

遂に来た!と思い

全身の力を集中させてなんとか起き上がります。

 

最初の難関はベッドから足を降ろすこと。

 

それは体を横向きにして

ベッドのギャッチアップ機能を使って

 

なんとか身体を70度くらいまで起こして

足をベッドの脇に降ろしつつ

 

腹筋に頼りすぎないよう

ベッド柵を必死につかんで起き上がります。

 

そこまではなんとかです。

 

次は立ち上がりです。

 

 

ご飯の食べ始めで

まだ持続点滴(補液)が投与されていたので

 

点滴棒がありました。

 

それに捕まりながら

なんとか立ち上がります。

 

腹筋を全く使わずに動くのは不可能なため

お腹に激痛が走ります。

 

 

そこからなんとか

点滴棒に寄り掛かるようにして

 

一歩一歩を踏み出します。

 

1、2歩歩いたところで急にめまいがして

 

とてもじゃないけど

歩けそうにはありません。

 

すぐ後ろに下がればベッドがありますが

 

向きを変えることも

後ずさりすることもできません。

 

その場でうずくまろうとしたところ

段々耳が遠くなっていきました。

 

「聞こえが悪くなってきました。」

 

と言いながら

うずくまろうとしたところ

 

 

それに気がついた看護師さんが

椅子を持ってきてくださり

 

看護師さん二人がかりで

なんとか椅子に座ることができました。

 

 

 

耳が遠くなることなんて

初めてでしたが

 

どうやら血圧が下がったみたいです。

 

 

そこからまたなんとか立ち上がり

ベッドに戻ってすぐに横になりました。

 

30分程で気分が良くなり

歩行しようか、となりましたが

 

またベッドから起き上がり

足を降ろしたところでなんとなく気分が悪く

 

念のため血圧測定をすると血圧は80台でした。

 

 

だいたいいつも100台、低くても90台は

血圧があるので

 

午前中は様子見となり

また午後に挑戦することになりました。

 

 

看護師さんは

 

最悪今日歩けなくても

明日歩行するのでもいいと言ってくれましたが

 

なんとなく意地もあり

絶対今日歩きたいと思い「午後に再挑戦する!」と伝えました。

 

 

やはり体を動かせば激痛はあるので

それも怖かったですが

 

何よりも血圧が下がった時の

気持ち悪さの方が

 

その時は怖かったです。

 

低血圧になったのは

もちろんベッド上で安静にしていたせいもありますが

 

丸一日ご飯食べていなくて

もしかしたら少し低血糖もあったのかな、と

 

勝手に思っています。

 

 

そんなこんなで昼食を終えて

看護師さんがまた来ました。

 

 

再チャレンジです。

 

起き上がりベッドの脇に立つことは

なんとかできました。

 

 

そこから一歩踏み出した途端

激痛が走ります。

 

どう頑張っても痛いです。

 

痛くないように歩きたくても

歩こうとすると激痛が走ります。

 

どうやったら痛くないのか

この時は全くわからず

 

お腹の傷を押さえながら

ゆっくり歩いても激痛がおさまることはありません。

 

 

 

そんな状態でもなんとか

トイレまで歩きそこからまた病室に戻ります。

 

病室に戻ったところで

「じゃあ、無事に歩けたのでお小水の管を抜きましょう」

 と言われました。

 

 

尿管を抜く時に痛みがある、という人もいますが

私の場合は全く痛みはなく

 

抜ける感覚が少しある程度でした。

 

 

それよりも何よりも

こんなよちよち歩きなのに

 

トイレ行きたいと思っても

間に合うかしら?と変な心配をしてしました。

 

 

そこからはまた帝王切開の方の

ブログを探して

 

どうやったら痛くない歩き方ができるかを

ずっと調べていました。

 

 

そうしたら足を回すようにして歩くといい

とのことだったので

 

次のトイレの時に

そのようにして歩くことにしました。

 

 

尿管抜いて3時間以内にトイレに行きましょうと

看護師さんに言われたので

 

夕方に初めてのトイレに行くため

看護師さんを呼びました。

 

そうしてトイレに行ったら

なんと600mlくらいのおしっこがでました。

 

手術前に1回量を測った時には

300mlくらいだったので

 

倍の量が溜まっていました。

 

やはり尿意がまだ戻っていないのだと思いました。

 

 

歩行に関してはいつも通り

膝を曲げてゆっくり歩くのではなく

 

膝を曲げずに足を回すようにして歩くと

腹筋への負担がだいぶ軽くなりました。

 

痛みはありましたが

軽減できたことに喜びを覚えました。

 

また膀胱に尿が溜まっていた時よりも

排出した後の方がよりお腹の痛みが軽減されたので

 

お腹の傷に多少なりとも

影響があるのだと感じました。

 

 

とにかく3時間以内にトイレに行き

歩行は足を回すように動かすことを目標に

 

頑張ろうと思いました。

 

 

歩けるようになったので

もう母子同室でもいいと言われたので

 

頑張って母子同室にすることにしました。

 

 

授乳やトイレに行くのに動くだけで激痛は走るし

とてもじゃないけど

 

トイレより少し離れたデイルームに面会に行くのは

しんどかったので

 

義母や夫の祖母も面会に来てくれていましたが

夫に赤ちゃんを任せて

 

私は病室で横になっていました。

 

 

やはり歩いてからは

お腹の傷も以前よりは痛むようになりました。

 

それよりも今度は全身のかゆみの方が気になり

ずっと掻いていました。

 

おかげで腕には掻き傷ができてしまい

あまりのかゆさに硬膜外麻酔以外の鎮痛薬の検討もしましたが

 

持続点滴で投与するわけではないので

痛みがこれ以上増すかと思うと

 

とてもそんなことはできなかったので

結局かゆみや痛みと闘いながら

 

授乳がスタートしました。

 

【帝王切開】帝王切開による出産②ー体験談ー

 

家族が帰ってからは

ずっとベッド上安静なので

 

携帯をいじって

時間をつぶしたりしていました。

 

 

夕方までは腰椎麻酔の影響で

ほとんど足の感覚はなく

 

自分で寝返りもできないので

 

看護師さんがクッションを使って

手伝ってくれました。

 

 

そのうちだんだんと

左足の感覚が戻り始めて

 

 そして右足の感覚も戻ってきました。

 

 

ただベッド上での安静になるので

 

血栓予防のために

両下肢にフットポンプを装着していました。

 

 

足の感覚が戻ってきたら

なるべく動かすように言われていたので

 

足の甲を伸ばしたり

縮めたりしていました。

 

朝の6時から絶飲食でしたが

術後6時間後から飲水のみ可なので

 

19時くらいから

やっと水が飲めました。

 

私が入院していた病院は

授乳室に無料で飲める自販機があるのです。

 

置いてあるのは

水、ノンカフェインの緑茶、麦茶

ミックスジュース、ブドウジュースなどでした。

 

そこの自販機から

冷たい水を持ってきてくれたので

 

冷えた水を飲めた時は

すごく嬉しかったです。

 

ただベッド上安静なので

頭は30度くらいしか上げられないので

 

とても飲みにくかったです。

 

帝王切開をする方は

ペットボトルに装着できるストローを

 

絶対に100均で買ってください。

 

ペットボトルから直接でも

コップに移しても

 

あの姿勢だと飲みにくいと思います。

 

気管に水が入るのではないかと思うくらい

恐る恐るちびちび飲んでました。

 

 

 

私がこの時期に辛かったのは

全身のかゆみです。

 

 

手術後のせいなのか

温度調整がうまくいかず

 

熱は37~38度台をうろうろしてました。

 

たぶん途中に頭がものすごく

くらくらしたので

 

39度まで上がっていたのではないかと

思っています。

 

発熱もあり汗もかいていたので

最初はその影響で

 

全身のかゆみがでていると思っていました。

 

 

体熱感や鼻づまりなどの

いろんなマイナートラブルもあり

 

かゆみに意識が集中しすぎることは

なかったですが

 

一度かゆくて掻いてしまうと

止められず掻いていました。

 

 

看護師さんが巡回するときには

必ず子宮の戻りを見るため

 

お腹を押したりするのですが

その時に胸に引っかき傷ができていたみたいで

 

「もしかして、かゆい?」

 

と聞かれました。

 

 

少しかゆいが我慢できない程ではない

と伝えると

 

たまに硬膜外麻酔が効きすぎると

かゆみが出ることがあるそうです。

 

 

かゆみが辛ければ

硬膜外麻酔を止めることもできるが

 

持続的に鎮痛薬を投与しているので

それを止めると痛みがでる可能性があると言われました。

 

 

今のところ、幸いお腹の傷の痛みは全然なく

 

寝返りすると少し痛いくらいでしたので

このまま硬膜外麻酔は止めずに投与することにしました。

 

 

だんだん下半身の麻酔が切れてくると

 

子宮の戻りをみるために

看護師さんがお腹を押すと痛かったですが

 

その痛みもなんとか我慢できました。

 

ただ初妊婦のせいなのか

子宮収縮の痛みは全然ありませんでした。

 

 

本当に硬膜外麻酔のおかけで

術後の痛みはだいぶ抑えられていたので

 

看護師さんも驚いていました。

 

 

ちなみに母子同室の病院でしたが

帝王切開後の当日は

 

看護師さんが預かってくれていました。

 

ベッド上安静なので

泣いても対処できないですしね。

 

なので授乳の時間になると

看護師さんが連れてきてくれました。

 

 

母乳に関しては

まさかこんなに出ないなんて

夢にも思いませんでした(笑)

 

 

初乳すら絞れなくて

術後当日は何もでませんでした。

 

あとは赤ちゃんも

吸うのが下手だったので

 

より上手くいきませんでした。

 

帝王切開をした友達の体験談では

胸が張って痛かったと聞いていましたが

 

胸も張りもしませんでした。

 

 

本当に人によって

こんなにも違うのだと驚きました。

 

母乳が出ないことにも驚いたし

赤ちゃんが吸うのが下手なこともあるのだと知り

 

なんだかさすが私の子だと思いました。(笑)

 

そんなこんなで長い長い夜も明けていきます。

 

 

【帝王切開】帝王切開による出産①ー体験談ー

37週3日目。

帝王切開当日。

 

本日は帝王切開1件目。

9:15入室の予定。

 

朝の6時まで飲水可だったので

ギリギリで飲水。

 

帝王切開の前日で少しは緊張するか

と思いきや全然でした(笑)

 

飲水は朝の6時までだったため

そこからリトドリンの持続点滴を中止。

 

補液が開始になりました。

 

 

8時半頃に看護師さんから

 

「緊急の帝王切開が入ったから

2件目になります。」

 

とのこと。

 

やはりお産はイレギュラーなことが

起きますね。

 

私自身は待っているだけなので

何も苦ではありません。

 

ただリトドリンを中止して

3時間経ったので

 

やはりお腹の張りは

頻繁になってきました。

 

一応看護師さんにも

報告しましたが様子見で大丈夫でした。

 

 

帝王切開には準備から終了まで

だいたい2時間もあれば終わるので

 

私は11時10分から開始となりました。

 

手術室までは歩いて行き

家族みんなに手術室までお見送りしてもらいました。

 

 私の病院は手術室に

家族が入ることはできないので

 

ここでお別れです。

 

 

帝王切開の流れについては

 

帝王切開をした友達に教えてもらったり

自分でも帝王切開経験談のブログを見たりしました。

 

 

前日にも麻酔科の先生が丁寧に教えてくれたので

だいたいのイメージはついていました。

 

 

まず硬膜外麻酔の準備をして

腰椎麻酔で下半身麻酔をします。

 

麻酔の針はほとんど

痛みを感じませんでした。

 

ちくっとするくらい。

 

麻酔が効いてくると

 

まず右足の方が

だんだん暖かくなってきて

 

そのあと左足が暖かくなって

動かせなくなってきました。

 

 

下半身麻酔をした後に

剃毛や膀胱留置カテーテルを留置します。

 

そのため膀胱留置カテーテルを挿入する

違和感は全くありませんでした。

 

 

そして麻酔科の先生が

感覚の確認をしていきます。

 

 

アイスノンを使用して

 

「ここは冷たい?

ここと比べるとどっちが冷たい?」

 

と言って麻酔の効き具合を

確認していました。

 

あとは酸素マスクをしたら

帝王切開手術開始です。

 

 

産婦人科の先生が2人立ち合い

助産師さん2人、手術室の看護師さん2人

 

麻酔科医と研修医の先生のメンバーで始まりました。

 

当たり前ですが痛みは全然なく

少し引っ張られてる感じがあるくらい。

 

 

印象的だったのは

 

手術台の上にある電気の一部分が

鏡になっているところがあって

 

そこにちょうど

自分のお腹が開いているところが

 

映るんです!!!

 

 

私は目が悪いので

鮮明には見えないし

 

手術中の様子を見るのも

平気ですが

 

さすがに現在進行形の

自分の手術を見るのはキツいので

 

見ないようにしていました。

 

 

そうこうしているうちに

赤ちゃんが取り出されました。

 

 

「赤ちゃんが出るよ!」

 

「首にへその緒が一周してる!」

 

「おしっこしたよ!」

 

「うんちもした!」

 

先生が実況中継をしてくれます。

 

 

赤ちゃんの泣き声が聞こえるか

耳を澄ませます。

 

 

そのうち

 

「おぎゃあ!おぎゃあ!」

 

 

無事に聞こえてきました!!!

 

 

手術中だから

赤ちゃんが出てきたところも

 

まだ見てなかったので

 

泣き声が聞こえたことに

ほっとしました。

 

 

助産師さんが赤ちゃんの身体を

綺麗にして

 

私のところに連れてきてくれました。

 

 

手術中だから

カンガルーケアはできないけど

 

手で触れることができました。

 

その瞬間

自然と涙が溢れてきました。

 

まさか泣くなんて

思ってもいませんでした。

 

 

切迫早産になってしまい

不安になる時もあったけど

 

無事に37週まで

お腹にいてくれたこと

 

無事に産まれてきてくれたことに

 

とても感動し安心しました。

 

産まれるまでは

何があるかわからない

って思ってたから

 

泣き声が聞こえて

触れることができたときは

 

本当に安心しました。

 

赤ちゃんが無事に産まれたので

先に家族のところへ。

 

手術室に入って準備含めて

40分くらいで産まれてきました。

 

あとは私のお腹を閉じる作業です。

 

その作業に入るときに

だんだん息苦しくなってきました。

 

麻酔の影響だとは思いますが

 

麻酔科の先生が

 

「苦しいだろうから

少し寝られるようにするね」

 

 と言い

麻酔の量を調整してくれて

だんだん意識が遠退いていきました。

 

 気がついたら病室に戻っていました。

 

13時くらいになっていたので

お腹をとじる作業で

 

だいたい一時間程かかりました。

 

 病室に帰ってきて

一時間ちょっと家族が

 

付き添ってくれていました。

 

 

赤ちゃんはまだ同室ではなく

バイタル測定も頻繁にしていたので

 

看護師さんが病室に赤ちゃんを連れてきた時に

記念撮影をしていました。

 

当たり前ですが私は

まだベッド上で安静にしていたので

 

ベッドに寝たまま

一緒に写真を撮ったり

 

写真撮影の様子を眺めていました。

 

 

 

それにしても

手術室で産まれた瞬間に泣いたせいなのか

 

顔のむくみがひどくて

 

その影響なのか鼻も閉塞気味で

息苦しい感じが続いているのが

 

 地味に辛かったです。

 

 

 

 

……こんな辛さなんて

この後の辛さに比べたら

 

大したことないんですけどね。。。

 

 

続②へ