なーちゃんの育児日記

なーちゃんの育児日記

切迫早産で緊急入院からの帝王切開で55日間の入院生活。絶賛、育児奮闘中!!!

【帝王切開】母乳が出ない母 母乳を吸うのが下手な我が子ー体験談ー

とにかく私の場合は

びっくりするくらい母乳が出ませんでした。

 

胸が張ることもなく

初乳さえ出ませんでした。

 

歩行する前までは

ずっとベッド上で安静にしていたので

 

周りの状況なんてわからなかったので

比べたりもすることもありませんでした。

 

 

しかし歩行するようになり

授乳室での授乳に変わると

 

周りには一緒に頑張っている

お母さんたちがたくさんいます。

 

見てるだけでは

誰が初産婦なのか経産婦なのかまでは

わかりませんが

 

明らかに私よりは

みんな母乳が出ています。

 

一滴も出ない私に比べれば

みんな出ていたので

 

正直虚しくなりました。

 

助産師さんは

 

「初産婦さんだし、切迫早産で入院してたから

母乳マッサージもできなかったからね。」

 

と言ってましたが

 

話の流れ的に(←盗み聞き笑)

 

初産婦さんでも

母乳が出ている人は出ていました。

 

私の友達の帝王切開で出産した子も

胸が張ると言っていたので

 

当たり前ですが

初産婦だけが理由ではありません。

 

 

 

授乳の壁として

最初に立ちはだかったのは

 

母乳が出ないことでした。

 

 

人間界にはミルクがあるので

 

母乳が出なくてもミルクさえあげれば

育てることはできると思います。

 

でも野生の動物たちは

母乳で育てていくしかありません。

 

動物だって母乳で育てているのに

人間だと出ないこともあるのかと

 

本当に悲しくなりました。

 

 

母乳だけで育てるのは

大変だとわかってはいたけど

 

こんなにも出ないことがあるのだと

改めて母乳育児の難しさを知りました。

 

 

授乳室に行っても

最初のうちは虚しくて悲しくなっていました。

 

 

授乳室に置いてある自販機の飲み物は

無料なのですが

 

「私なんか時間になったら

授乳室に来ているだけで何もしていない。

 

それなのに無料で飲み物なんか

もらっちゃ駄目だ。」

 

と思っていました。

 

 

それくらい

色々なストレスもあるのか

 

正直この時期が一番

精神的に落ち込んでいる時期でした。

 

産後鬱まではいかないけど

きっとこうやって鬱になっていくのだろうな、と

 

この時は正直思いました。

 

 

でも私の母乳も出ないけど

私の赤ちゃんも吸うのが下手で

 

なかなか咥えることができず

吸うのはおろか

 

なめることしかできませんでした。

 

それでも母乳育児を勧めている病院だったので

毎回毎回赤ちゃんになめさせて

 

母乳が出るようにマッサージをしていました。

 

 

それを見ているうちに

私の母乳も出ないけど

 

この子も吸うのが下手だから

さすが私の子どもだな、と思って

 

笑っちゃうこともありました。

 

 

赤ちゃんに吸うのが下手、とか

あるのだなと驚きました。

 

これもまた赤ちゃんなら

誰でも咥えて吸うことができると思っていたので。

 

 

助産師さんは

 

「同じ赤ちゃんでも

予定より週数が早く産まれると

 

その分他の子よりは未熟だから

吸うのも下手なのかもしれない。

 

でも、だんだん大きくなれば

吸うのも上手になってくるから。」

 

と励まされました。

 

 

この時期の助産師さんの言葉って

偉大ですね。

 

 

 

いや、初めての子育てなんて

不安だらけだから

 

いつでも助産師さんの言葉は

とっても励ましになるのかもしれません。

 

 

術後1日目の夜は

お腹もかばいながらだし

 

身体的にも辛かったので

母子同室ではありましたが

 

助産師さんに預けることにしました。

 

 

それにしても

術後1日目の我が子は全然泣かないので

 

泣かなくても3時間はあけずに

授乳するように言われていましたが

 

つい5時間くらいあけてしまい

すごく自己嫌悪になりました。

 

 

助産師さんからは

 

「少しは休めましたか?」

 

と言われましたが

 

 

母親失格だと思い

そこからアラームをかけるようにしました。

 

 

(このアラームもなかなか

起きられないこともありましたが笑)

 

そんなこんなで

歩行時のお腹の傷の痛みや全身のかゆみ

 

子宮の痛みなどに耐えながら

術後1日目は過ぎていきました。

 

 

 

【帝王切開】手術後の離床・痛みの軽減方法ー体験談ー

帝王切開術後1日目。

 

術後1日目の朝から食事が出ました。

 

と言っても

手術後で昨日は何も食べていないので

 

身体を慣らすために重湯がでました。

 

 

小学校3年生くらいの時に

腹痛で入院したことがあるんです。

 

盲腸も疑われましたが

結局ただの腸炎でした。

 

その時も重湯が出たのですが

すごくまずくて良い思い出がなかったのですが

 

大人になったせいや

消化器の病気ではなかったので食事制限もゆるく

 

 

味噌汁のとろみがついたようなものも

出たので美味しくいただきました。

 

ただまだこの時はベッド上安静なので

ほとんど頭を上げられず

 

30度くらいでご飯を食べたので

患者さんの気持ちを

また一つ理解するきっかけになりました。

 

 

前掛けはさすがに用意していませんでしたが

バスタオルを敷いてご飯を食べました。

 

いくらベッドの高さや姿勢を調整しても

いつも自由に食べている姿勢にはならないので

 

とても苦痛でしたね。

 

 

そしてお昼から

子宮収縮剤の内服も開始されましたが

 

全然痛みはありませんでした。

 

出産後は子宮収縮の痛みに

悩まされることは一度もなかったです。

 

 

さすがに子宮の戻りの確認のために

お腹を押されるのはきつかったですが。。。

 

 

 

 

 

この日最も辛かったことは

言うまでもありません。

 

 

 

「歩行」です!!!

 

 

 

もちろんそれなりに覚悟はしていましたが

手術はしたことがなかったし

 

どんな痛みかも想像ができませんでした。

 

 

午前中に看護師さんが来て

 

「じゃあ、歩行してみましょうか」

 

と言われました。

 

 

遂に来た!と思い

全身の力を集中させてなんとか起き上がります。

 

最初の難関はベッドから足を降ろすこと。

 

それは体を横向きにして

ベッドのギャッチアップ機能を使って

 

なんとか身体を70度くらいまで起こして

足をベッドの脇に降ろしつつ

 

腹筋に頼りすぎないよう

ベッド柵を必死につかんで起き上がります。

 

そこまではなんとかです。

 

次は立ち上がりです。

 

 

ご飯の食べ始めで

まだ持続点滴(補液)が投与されていたので

 

点滴棒がありました。

 

それに捕まりながら

なんとか立ち上がります。

 

腹筋を全く使わずに動くのは不可能なため

お腹に激痛が走ります。

 

 

そこからなんとか

点滴棒に寄り掛かるようにして

 

一歩一歩を踏み出します。

 

1、2歩歩いたところで急にめまいがして

 

とてもじゃないけど

歩けそうにはありません。

 

すぐ後ろに下がればベッドがありますが

 

向きを変えることも

後ずさりすることもできません。

 

その場でうずくまろうとしたところ

段々耳が遠くなっていきました。

 

「聞こえが悪くなってきました。」

 

と言いながら

うずくまろうとしたところ

 

 

それに気がついた看護師さんが

椅子を持ってきてくださり

 

看護師さん二人がかりで

なんとか椅子に座ることができました。

 

 

 

耳が遠くなることなんて

初めてでしたが

 

どうやら血圧が下がったみたいです。

 

 

そこからまたなんとか立ち上がり

ベッドに戻ってすぐに横になりました。

 

30分程で気分が良くなり

歩行しようか、となりましたが

 

またベッドから起き上がり

足を降ろしたところでなんとなく気分が悪く

 

念のため血圧測定をすると血圧は80台でした。

 

 

だいたいいつも100台、低くても90台は

血圧があるので

 

午前中は様子見となり

また午後に挑戦することになりました。

 

 

看護師さんは

 

最悪今日歩けなくても

明日歩行するのでもいいと言ってくれましたが

 

なんとなく意地もあり

絶対今日歩きたいと思い「午後に再挑戦する!」と伝えました。

 

 

やはり体を動かせば激痛はあるので

それも怖かったですが

 

何よりも血圧が下がった時の

気持ち悪さの方が

 

その時は怖かったです。

 

低血圧になったのは

もちろんベッド上で安静にしていたせいもありますが

 

丸一日ご飯食べていなくて

もしかしたら少し低血糖もあったのかな、と

 

勝手に思っています。

 

 

そんなこんなで昼食を終えて

看護師さんがまた来ました。

 

 

再チャレンジです。

 

起き上がりベッドの脇に立つことは

なんとかできました。

 

 

そこから一歩踏み出した途端

激痛が走ります。

 

どう頑張っても痛いです。

 

痛くないように歩きたくても

歩こうとすると激痛が走ります。

 

どうやったら痛くないのか

この時は全くわからず

 

お腹の傷を押さえながら

ゆっくり歩いても激痛がおさまることはありません。

 

 

 

そんな状態でもなんとか

トイレまで歩きそこからまた病室に戻ります。

 

病室に戻ったところで

「じゃあ、無事に歩けたのでお小水の管を抜きましょう」

 と言われました。

 

 

尿管を抜く時に痛みがある、という人もいますが

私の場合は全く痛みはなく

 

抜ける感覚が少しある程度でした。

 

 

それよりも何よりも

こんなよちよち歩きなのに

 

トイレ行きたいと思っても

間に合うかしら?と変な心配をしてしました。

 

 

そこからはまた帝王切開の方の

ブログを探して

 

どうやったら痛くない歩き方ができるかを

ずっと調べていました。

 

 

そうしたら足を回すようにして歩くといい

とのことだったので

 

次のトイレの時に

そのようにして歩くことにしました。

 

 

尿管抜いて3時間以内にトイレに行きましょうと

看護師さんに言われたので

 

夕方に初めてのトイレに行くため

看護師さんを呼びました。

 

そうしてトイレに行ったら

なんと600mlくらいのおしっこがでました。

 

手術前に1回量を測った時には

300mlくらいだったので

 

倍の量が溜まっていました。

 

やはり尿意がまだ戻っていないのだと思いました。

 

 

歩行に関してはいつも通り

膝を曲げてゆっくり歩くのではなく

 

膝を曲げずに足を回すようにして歩くと

腹筋への負担がだいぶ軽くなりました。

 

痛みはありましたが

軽減できたことに喜びを覚えました。

 

また膀胱に尿が溜まっていた時よりも

排出した後の方がよりお腹の痛みが軽減されたので

 

お腹の傷に多少なりとも

影響があるのだと感じました。

 

 

とにかく3時間以内にトイレに行き

歩行は足を回すように動かすことを目標に

 

頑張ろうと思いました。

 

 

歩けるようになったので

もう母子同室でもいいと言われたので

 

頑張って母子同室にすることにしました。

 

 

授乳やトイレに行くのに動くだけで激痛は走るし

とてもじゃないけど

 

トイレより少し離れたデイルームに面会に行くのは

しんどかったので

 

義母や夫の祖母も面会に来てくれていましたが

夫に赤ちゃんを任せて

 

私は病室で横になっていました。

 

 

やはり歩いてからは

お腹の傷も以前よりは痛むようになりました。

 

それよりも今度は全身のかゆみの方が気になり

ずっと掻いていました。

 

おかげで腕には掻き傷ができてしまい

あまりのかゆさに硬膜外麻酔以外の鎮痛薬の検討もしましたが

 

持続点滴で投与するわけではないので

痛みがこれ以上増すかと思うと

 

とてもそんなことはできなかったので

結局かゆみや痛みと闘いながら

 

授乳がスタートしました。

 

【帝王切開】帝王切開による出産②ー体験談ー

 

家族が帰ってからは

ずっとベッド上安静なので

 

携帯をいじって

時間をつぶしたりしていました。

 

 

夕方までは腰椎麻酔の影響で

ほとんど足の感覚はなく

 

自分で寝返りもできないので

 

看護師さんがクッションを使って

手伝ってくれました。

 

 

そのうちだんだんと

左足の感覚が戻り始めて

 

 そして右足の感覚も戻ってきました。

 

 

ただベッド上での安静になるので

 

血栓予防のために

両下肢にフットポンプを装着していました。

 

 

足の感覚が戻ってきたら

なるべく動かすように言われていたので

 

足の甲を伸ばしたり

縮めたりしていました。

 

朝の6時から絶飲食でしたが

術後6時間後から飲水のみ可なので

 

19時くらいから

やっと水が飲めました。

 

私が入院していた病院は

授乳室に無料で飲める自販機があるのです。

 

置いてあるのは

水、ノンカフェインの緑茶、麦茶

ミックスジュース、ブドウジュースなどでした。

 

そこの自販機から

冷たい水を持ってきてくれたので

 

冷えた水を飲めた時は

すごく嬉しかったです。

 

ただベッド上安静なので

頭は30度くらいしか上げられないので

 

とても飲みにくかったです。

 

帝王切開をする方は

ペットボトルに装着できるストローを

 

絶対に100均で買ってください。

 

ペットボトルから直接でも

コップに移しても

 

あの姿勢だと飲みにくいと思います。

 

気管に水が入るのではないかと思うくらい

恐る恐るちびちび飲んでました。

 

 

 

私がこの時期に辛かったのは

全身のかゆみです。

 

 

手術後のせいなのか

温度調整がうまくいかず

 

熱は37~38度台をうろうろしてました。

 

たぶん途中に頭がものすごく

くらくらしたので

 

39度まで上がっていたのではないかと

思っています。

 

発熱もあり汗もかいていたので

最初はその影響で

 

全身のかゆみがでていると思っていました。

 

 

体熱感や鼻づまりなどの

いろんなマイナートラブルもあり

 

かゆみに意識が集中しすぎることは

なかったですが

 

一度かゆくて掻いてしまうと

止められず掻いていました。

 

 

看護師さんが巡回するときには

必ず子宮の戻りを見るため

 

お腹を押したりするのですが

その時に胸に引っかき傷ができていたみたいで

 

「もしかして、かゆい?」

 

と聞かれました。

 

 

少しかゆいが我慢できない程ではない

と伝えると

 

たまに硬膜外麻酔が効きすぎると

かゆみが出ることがあるそうです。

 

 

かゆみが辛ければ

硬膜外麻酔を止めることもできるが

 

持続的に鎮痛薬を投与しているので

それを止めると痛みがでる可能性があると言われました。

 

 

今のところ、幸いお腹の傷の痛みは全然なく

 

寝返りすると少し痛いくらいでしたので

このまま硬膜外麻酔は止めずに投与することにしました。

 

 

だんだん下半身の麻酔が切れてくると

 

子宮の戻りをみるために

看護師さんがお腹を押すと痛かったですが

 

その痛みもなんとか我慢できました。

 

ただ初妊婦のせいなのか

子宮収縮の痛みは全然ありませんでした。

 

 

本当に硬膜外麻酔のおかけで

術後の痛みはだいぶ抑えられていたので

 

看護師さんも驚いていました。

 

 

ちなみに母子同室の病院でしたが

帝王切開後の当日は

 

看護師さんが預かってくれていました。

 

ベッド上安静なので

泣いても対処できないですしね。

 

なので授乳の時間になると

看護師さんが連れてきてくれました。

 

 

母乳に関しては

まさかこんなに出ないなんて

夢にも思いませんでした(笑)

 

 

初乳すら絞れなくて

術後当日は何もでませんでした。

 

あとは赤ちゃんも

吸うのが下手だったので

 

より上手くいきませんでした。

 

帝王切開をした友達の体験談では

胸が張って痛かったと聞いていましたが

 

胸も張りもしませんでした。

 

 

本当に人によって

こんなにも違うのだと驚きました。

 

母乳が出ないことにも驚いたし

赤ちゃんが吸うのが下手なこともあるのだと知り

 

なんだかさすが私の子だと思いました。(笑)

 

そんなこんなで長い長い夜も明けていきます。

 

 

【帝王切開】帝王切開による出産①ー体験談ー

37週3日目。

帝王切開当日。

 

本日は帝王切開1件目。

9:15入室の予定。

 

朝の6時まで飲水可だったので

ギリギリで飲水。

 

帝王切開の前日で少しは緊張するか

と思いきや全然でした(笑)

 

飲水は朝の6時までだったため

そこからリトドリンの持続点滴を中止。

 

補液が開始になりました。

 

 

8時半頃に看護師さんから

 

「緊急の帝王切開が入ったから

2件目になります。」

 

とのこと。

 

やはりお産はイレギュラーなことが

起きますね。

 

私自身は待っているだけなので

何も苦ではありません。

 

ただリトドリンを中止して

3時間経ったので

 

やはりお腹の張りは

頻繁になってきました。

 

一応看護師さんにも

報告しましたが様子見で大丈夫でした。

 

 

帝王切開には準備から終了まで

だいたい2時間もあれば終わるので

 

私は11時10分から開始となりました。

 

手術室までは歩いて行き

家族みんなに手術室までお見送りしてもらいました。

 

 私の病院は手術室に

家族が入ることはできないので

 

ここでお別れです。

 

 

帝王切開の流れについては

 

帝王切開をした友達に教えてもらったり

自分でも帝王切開経験談のブログを見たりしました。

 

 

前日にも麻酔科の先生が丁寧に教えてくれたので

だいたいのイメージはついていました。

 

 

まず硬膜外麻酔の準備をして

腰椎麻酔で下半身麻酔をします。

 

麻酔の針はほとんど

痛みを感じませんでした。

 

ちくっとするくらい。

 

麻酔が効いてくると

 

まず右足の方が

だんだん暖かくなってきて

 

そのあと左足が暖かくなって

動かせなくなってきました。

 

 

下半身麻酔をした後に

剃毛や膀胱留置カテーテルを留置します。

 

そのため膀胱留置カテーテルを挿入する

違和感は全くありませんでした。

 

 

そして麻酔科の先生が

感覚の確認をしていきます。

 

 

アイスノンを使用して

 

「ここは冷たい?

ここと比べるとどっちが冷たい?」

 

と言って麻酔の効き具合を

確認していました。

 

あとは酸素マスクをしたら

帝王切開手術開始です。

 

 

産婦人科の先生が2人立ち合い

助産師さん2人、手術室の看護師さん2人

 

麻酔科医と研修医の先生のメンバーで始まりました。

 

当たり前ですが痛みは全然なく

少し引っ張られてる感じがあるくらい。

 

 

印象的だったのは

 

手術台の上にある電気の一部分が

鏡になっているところがあって

 

そこにちょうど

自分のお腹が開いているところが

 

映るんです!!!

 

 

私は目が悪いので

鮮明には見えないし

 

手術中の様子を見るのも

平気ですが

 

さすがに現在進行形の

自分の手術を見るのはキツいので

 

見ないようにしていました。

 

 

そうこうしているうちに

赤ちゃんが取り出されました。

 

 

「赤ちゃんが出るよ!」

 

「首にへその緒が一周してる!」

 

「おしっこしたよ!」

 

「うんちもした!」

 

先生が実況中継をしてくれます。

 

 

赤ちゃんの泣き声が聞こえるか

耳を澄ませます。

 

 

そのうち

 

「おぎゃあ!おぎゃあ!」

 

 

無事に聞こえてきました!!!

 

 

手術中だから

赤ちゃんが出てきたところも

 

まだ見てなかったので

 

泣き声が聞こえたことに

ほっとしました。

 

 

助産師さんが赤ちゃんの身体を

綺麗にして

 

私のところに連れてきてくれました。

 

 

手術中だから

カンガルーケアはできないけど

 

手で触れることができました。

 

その瞬間

自然と涙が溢れてきました。

 

まさか泣くなんて

思ってもいませんでした。

 

 

切迫早産になってしまい

不安になる時もあったけど

 

無事に37週まで

お腹にいてくれたこと

 

無事に産まれてきてくれたことに

 

とても感動し安心しました。

 

産まれるまでは

何があるかわからない

って思ってたから

 

泣き声が聞こえて

触れることができたときは

 

本当に安心しました。

 

赤ちゃんが無事に産まれたので

先に家族のところへ。

 

手術室に入って準備含めて

40分くらいで産まれてきました。

 

あとは私のお腹を閉じる作業です。

 

その作業に入るときに

だんだん息苦しくなってきました。

 

麻酔の影響だとは思いますが

 

麻酔科の先生が

 

「苦しいだろうから

少し寝られるようにするね」

 

 と言い

麻酔の量を調整してくれて

だんだん意識が遠退いていきました。

 

 気がついたら病室に戻っていました。

 

13時くらいになっていたので

お腹をとじる作業で

 

だいたい一時間程かかりました。

 

 病室に帰ってきて

一時間ちょっと家族が

 

付き添ってくれていました。

 

 

赤ちゃんはまだ同室ではなく

バイタル測定も頻繁にしていたので

 

看護師さんが病室に赤ちゃんを連れてきた時に

記念撮影をしていました。

 

当たり前ですが私は

まだベッド上で安静にしていたので

 

ベッドに寝たまま

一緒に写真を撮ったり

 

写真撮影の様子を眺めていました。

 

 

 

それにしても

手術室で産まれた瞬間に泣いたせいなのか

 

顔のむくみがひどくて

 

その影響なのか鼻も閉塞気味で

息苦しい感じが続いているのが

 

 地味に辛かったです。

 

 

 

 

……こんな辛さなんて

この後の辛さに比べたら

 

大したことないんですけどね。。。

 

 

続②へ

 

【切迫早産入院】出産後の注意点ー体験談ー

 

37週2日目。

 

いよいよ明日は帝王切開日。

 

ドキドキしてきますね。

 

帝王切開後に

部屋移動するのかと思っていたら

 

ベッド調整の関係なのか

 

急遽、産婦さんがいる部屋に

移動になりました。

 

 

母子同室なので

みんな赤ちゃんと一緒でした。

 

 

私も明日には

 

赤ちゃんが産まれると思うと

わくわくしました。

 

 

食事は今日の夕飯までです。

21時以降は食事やジュースは禁止。

 

明日の6時までは水なら飲水可です。

 

一回の尿量がどれくらいなのか

知るため、一度尿量測定をしました。

 

 

 

今日は最後のリハビリ。

 

一か月以上

毎日のようにリハビリをして頂いたので

 

今日で最後だと思うと

少し淋しいですね。

 

最後に理学療法士さんに

教えてもらったのは

 

帝王切開後の傷の対応や出産後の注意点についてです。

 

 

私自身、手術は初めてなので

傷の後遺症みたいな症状については

 

知らなかったので

とても勉強になりました。

 

出産も初めてなので

どういったことに気を付ければいいのかも

 

たくさん教えていただきました。

 

 

まず産後のケアについてです。

 

妊娠前の状態に戻るには

早くとも産後6週間はかかります。

 

 そのため産後6週間は

きちんと身体を休める必要があります。 

 

 

 

産後1週間目は

 

入院してることが

ほとんどだと思いますが

 

授乳したり

産後の指導があったりするので

 

意外と休めないのが現状です…。

 

 

それでも

なるべく寝てるのがベストです!

 

 休める必要があるのは

産後のお母さんの身体は

 

ボロボロになってることももちろん

 

具体的に言うならば

 

妊娠に伴い

身体の内臓の位置にも変化が出ます。

 

 

靭帯が伸びることで

それに対応しているのですが

 

伸びた靭帯が元に戻るのに

時間がかかります。

 

その元に戻れる期間が

身体を休ませる期間でもあるのです。

 

そして靭帯が元に戻る期間を逃すと

延びきったままになり

 

いわゆるぽっこりお腹(臓器下垂)が

直らない状況になってしまうのです。

 

 

なので世の女性は

本当に無理せずに

 

横になることが第一です。

 

 

安静にするというのは  

家の中にいる、ということだけでなく

 

横になって寝るということです。

 

 

伸びた靭帯は

重力に弱いので

 

なるべく重さがかからない

体勢が重要になります。

 

座ってるのも負担になります。

 

ただでさえ

授乳があるので

 

それ以外の時間は

横になっていることが重要です。

 

 

最低でも三時間おきの授乳。

 

でも三時間おきと言っても

結局はなんだかんだで

 

授乳し始めて終わるまでに

一時間くらいかかることを考えると

 

休む時間てほとんどないんです。

 

 

 

これを知ってるかどうかで

 

出産後の自分の行動にも

変化が出てくると思います。

 

 

少なくとも私は

理学療法士さんに言われて

 

ぽっこりお腹は嫌だし

早く体重も戻したいので

 

この言い付けを守ってました。

 

結果はまだよくわかりませんが(笑)

 

 

 

 あとは体の動かし方にも

注意が必要です。

 

過去の記事で

骨盤底筋をしめてから動くこと

 

排便の仕方、恥骨に負荷をかけない動き

について記載しているので

 

そちらもご参照ください。

 

 

 

 

www.na-chanblog.work

www.na-chanblog.work

www.na-chanblog.work

 

 

 

 

ちなみに。

 

ポッコリお腹を

引き締めたいからと

 

産褥ニッパーや引き締めガードルを

早いうちから使用するのは逆効果です。

 

 

産後回復するには

最低3か月はかかります。

 

 

回復していない骨盤底に

負担がかかるので

 

臓器下垂を起こしやすくなります。

 

腹筋運動も同じくしないのがベストです。

 

 

 あとは授乳の時は

負担がかからないように

 

クッションを使用して

体勢を整えるのが必須です。

 

肩も凝りやすいので

適宜、肩回しをするなど

 

動かすことも大事になってきます。

 

 

 

とにかく産後6週間は

しっかり休んでください!!!

 

 

 

帝王切開の傷の対応については

また後日記載致します。

 

 

【切迫早産入院】脂質異常症の予防ー体験談ー

 

37週1日目。

 

今日は出産前の最後の外出でした。

 

最後の外出のランチに選んだのは

牛タンです。

 

 

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分厚い牛タンととろろのご飯が

とても美味しかったです。

 

外食も当分の間は

これでお預けですね。

 

 

今日は以前にお話ししていた

健康食アドバイザーの最終試験問題が

 

やっと手元に届いたので

早速解いて回答用紙を夫に渡し

 

送って貰いました。

 

 

これで帝王切開までに

全てのカリキュラムを終了できたので

 

合格発表を待つばかりです。

 

 

資格を取得できるのは

やはり嬉しいですね。

 

取得することだけに満足せず

それを実践していかないといけないですね

 

 

健康食アドバイザーの内容としては

生活習慣病、高血圧、高血糖脂質異常症の場合の

 

食事や運動、薬物療法について

学ぶことができます。

 

高血圧や高血糖ももちろん怖いですが

割と数値や体形にも左右されるので

 

注意しやすいですが

脂質異常症に関しては

 

血液検査をすればわかりますが

見た目の体形がいくらスリムでも

 

血液自体がどろどろであれば

脂質異常症になってしまうので

 

特に気を付けたいと

個人的には考えています。

 

その中で脂質異常症を予防する

食事内容について少しご紹介したいと思います。

 

 

食べ合わせがいい組み合わせは

下記の5項目です。

 

 

 

コレステロールを排出する

 

食物繊維+脂質

 

脂質を摂取する時は

コレステロールを排出してくれる

 

食物繊維と一緒に摂取する

食べ合わせが◎です。

 

 

 ②ビタミンの吸収率をアップ

 

ビタミンA(βカロテン)+油脂類

 

ビタミンAは抗酸化作用があるので

 

悪玉コレステロール(LDL)が酸化することを

防止することができます。

 

 βカロテンは油脂類と摂取することで

吸収率がアップするので

 

おすすめの食べ合わせです。

 

 

③抗酸化作用がアップする

 

ビタミンE+ビタミンA・C

 

ビタミンEやビタミンA・Cには

抗酸化作用があるので

 

一緒に摂取することで

より効果をアップさせることができます。

 

 

④脂質の酸化を防ぐ

 

不飽和脂肪酸+抗酸化ビタミン

 

悪玉コレステロールを減らす効果がある

不飽和脂肪酸

 

酸化しないように

抗酸化ビタミン(A、C、E)と

 

共に摂取することで

脂質異常症の予防につながります。

 

コレステロールの上昇を防ぐ

 

大豆イソフラボンEPADHA

 

EPADHA不飽和脂肪酸

悪玉コレステロールを減らす効果があります。

 

大豆イソフラボン

抗酸化作用と共にコレステロールの上昇を防ぎます。

 

 

 こう考えると

 

人参にはビタミンAが含まれているため

脂質異常症の予防に効果的な食材と言えます。

 

 

入院食で毎日、毎回のように出ていた

人参の意味も理解できます。

 

 

↓入院食については過去記事をご参照ください。

 

www.na-chanblog.work

 

 

勉強したての時は

 

こういうベストな食べ合わせ

覚えてはいるのですが

 

ずっと覚えているのは難しいので

栄養士の方はすごいなと思います。

 

 

毎日のように

食事の栄養について考え料理することで

 

身体にしみついていくもの

なのかもしれませんが。

 

 やはり実践あるのみですね。

 

 

とりあえず

健康食アドバイザーの試験に

 

合格していますように!!!

 

【切迫早産入院】臨月の苦痛ー体験談ー

 

37週目。

今日は最後の妊婦健診。

エコーでした。

 

前回エコー上では

体重2600g程と言われてましたが

 

なんと今回は2500g!!!

 

まー、目安なので

多少の誤差もあると思いますが

 

先生自身も

 

「あれー?なんでだ?

縮んじゃった?」

 

なんて気にしてました。

 

 

先生的には産まれる時に

 

2700gくらいあればいいな、と

おっしゃってました。

 

 

2500gを超えていれば

安心ではありますが

 

早く産まれる分

なるべくなら少しでも

 

大きいに越したことは

ないですからね。

 

 

そして

やはり逆子だったので

 

3日後に帝王切開決定となりました。

 

 

夫にも報告して

急いで腹帯も購入しました。

 

念のため、ギリギリまで

購入を控えていました。

 

 

毎日お腹を触っていても

硬い頭は常に上あったので

 

エコーで診る必要もないくらい

わかりきってはいましたが(笑)

 

 

 

そして、明日は点滴の差し替え日。

 

一週間に一回ある

点滴の差し替え日に

 

外出許可が出ているので

先生に確認したところ

 

外出OKとのこと!!!

 

 

夫と二人きりの外出は

これが最後です。

 

今から何を食べようか

ワクワクします。

 

 

 

もう帝王切開が決定したので

 

あとはそれに向けて

覚悟を決めて臨むだけです。

 

 

帝王切開に対する恐怖よりも

どちらかと言えば

 

リトドリンの持続点滴を

しながらではありますが 

 

ここまで無事に妊娠を継続できたこと

 

そして

 

3日後には

我が子に会えることが

 

嬉しくてたまりませんでした。

 

 

自分のタイミングではなく

帝王切開でこの世に出てくるので

 

お腹の赤ちゃんには

 

 

「明明後日にはお腹から出て

会えるからね」

 

 

と、声かけをしておきました。

 

 

今はトイレに行くのも

億劫になるくらい

 

大きいお腹が辛いですが

明明後日でそれも終わりになるのか

 

と思うと少し寂しくなります。

 

 

お腹が大きいせいなのか

はたまた妊娠経過のせいなのか

 

安静のため動いてないせいなのか

 

入院してから2ヶ月近く

ずっと続いている不眠も

 

 

赤ちゃんが産まれたら

眠くても眠れないんだろうな

 

と考えながら過ごしてました。

 

 

夜寝るときは

 

横向きで授乳クッションを抱きながら

寝始めるのですが

 

 なぜか眠れなくて

 

気が付くと仰向けになっていることが

多かったです。

 

仰向けになると血管が圧迫されて

気分が悪くなると言いますが

 

横向きで寝ると

お腹が引っ張られる気がして

 

逆に眠りづらかったですね。

 

 

そんな時に理学療法士さんから

おすすめされたのは

 

横向きになった時に

タオルを一枚お腹の下に敷くことで

 

お腹が重みで引っ張られるような

不快感が軽減するとのことでした。

 

確かにタオルを一枚敷くだけで

不快感が軽減されました。

 

 

入院して出産までの睡眠時は

寝返りするときも

 

一度目を覚ましてからでないと

寝返りができないようになっていたので

 

その都度タオルやクッションも

移動させて体勢を整えていました。

 

目が覚めると

まだ夜中の1時とか3時で

 

毎回絶望していました。

 

なぜか一度目が覚めると

2時間眠れないこともあり

 

不眠の辛さを改めて知りました。

 

 

 

あとは臨月は特にお腹が大きくなってきて

トイレに行くのすら億劫になるのですが

(元々、頻尿の私ですら 笑)

 

入院している私は

黙っていても3食ご飯が出てきて

 

下膳も安静のためしなくていいと言われ

 

動くときは

トイレの時とシャワーの時だけ。

 

でも世の中の臨月の妊婦さんは

普通に自宅で生活しているわけですよね。

 

 

みんな私と同じように辛いのであれば

尊敬しかないです。

 

 

妊婦の辛さは悪阻も含めて

 

その人その人によって

異なると思うので

 

一概には言えないと思いますが

理学療法士さん曰く

 

イメージは今の年齢に

20歳足したくらいの身体になるそうです。

 

いつもはすいすい動けていても

プラス20歳なら

 

しんどいのも納得ですよね。

 

それくらい

妊娠は負荷かかるってことですよね。

 

 

妊娠は病気ではないけれど

 

身体に負荷がかかっていることに

間違いはないので

 

妊婦さんには身体を第一に

考えてもらいたいですね。

 

それでもこの大きなお腹とも

毎日のように感じている胎動も

 

産まれてきたら

全て感じることができなくなるのだ

 

と思うとこの瞬間を大事にしたいです。